日経平均も為替もFOMCの結果を受けて外部環境は好転。

今日の日経平均株価は昨日のFOMCと、それを受けたNYダウの大幅続伸、ドル高を受けて100円超の上昇でスタート。

その後はマイナス圏に転落し、そのまま終えるかと思えば再びプラス圏に持ち直して引けたりと忙しい相場でしたね。

今晩から明日にかけて、重要指標の発表や日銀の金融政策決定会合を控えている状況で買い向かう人が多かったのには驚きましたがw

それではいつも通り備忘のためにマーケットの概況を記載しておきたいと思います。

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2015年10月の連邦公開市場委員会(FOMC)はこうだった

冒頭でもお伝えした通り、昨晩は注目の連邦公開市場委員会(FOMC)がありました。

マーケットの概況に振れるの前に、FOMCの内容がどうだったのか見ておきましょう。

FOMC前の焦点

今回のFOMCでは「利上げがあるかどうか」より「12月のFOMCで利上げが実現するかどうか」が焦点でした。

まぁ10月の利上げ期待は薄かったですしね。

加えて「12月のFOMCに向けてどんな内容が発表されるのか、あるいはされないのか」が注目のポイントとなっていました。

10月のFOMCは予想通りの利上げ見送り

結果、昨日の10月FOMCでは市場の予想通り利上げは見送られました。

ただし、

  • 次回12月の会合で「利上げが適切かどうか判断する」との方針を発表。
  • 利上げするかどうかの判断は「雇用の最大化」と「2%のインフレ目標に向けた進展度合い」を評価していくとした。

という内容で、市場で広がっていた「年内の利上げもなさそうだ」という思惑に対し、年内利上げの可能性も残す内容でした。

想定以上に利上げ期待を感じさせる内容を受けて、

  • 米債利回りは上昇
  • 為替はドル高に急伸
  • NYダウも続伸

と、一気に地合いが好転した格好となっています。

今後発表される米経済データへの注目度は更に高まるでしょうね。
(その分、指標の善し悪しに大きく反応しそうですが)

前場:大幅上昇からマイナス圏へ陥落

上記の通り、地合い好転を受けて日経平均株価は143円高の19046円スタート。

ところが、その直後の9:04に付けた19,080円(+177円)をピークに上げ幅を縮小していきます。

途中、10時前後に揉み合う展開も見られましたが、再び上げ幅を拡大する事は無く、11時前にはマイナス圏へと陥落していきました。

その後、11時過ぎには再びプラス圏に浮上したものの、続かず。

前引けにかけて、再度マイナス圏へと下落して終えました。
(この間、米ドル円は10時ごろまで円高方向だったものの、10時前後の日経平均の揉み合いを受けて、その後は終始揉み合いとなっています)

最終的に、前場の終値は17円安の18,885円と小幅反落の形。

前場の下落の理由には、

  • 9月鉱工業生産が予想を上回り、日銀の追加緩和期待が後退した。
  • 円相場が強含んだ(日経の寄り付き前に120円台に突入)。
  • 今晩発表のアメリカの7~9月期GDP成長率に下振れリスクがある。

などの懸念が示唆されていましたね。

参考:〔マーケットアイ〕株式:日経平均は伸び悩む、日銀緩和期待の後退で上値重い | Reuters

後場:一段安から下げ幅拡大も切り返してプラス引け

ドル円相場はランチタイム中も小幅な揉み合いを続けた状態で、後場に突入していきます。

後場の寄り付きは、37円安の18,865円と僅かに下げ幅を拡大。

ここから13:00頃まで下げ幅を拡大していき、一時18,809円(-93円)まで下げ幅を拡大しましたが、ここから徐々に切り返してきます。
(これを受けて、ジリジリと円高方向に向いていた為替も円安方向に切り返して行きます)

その後もこのジリ上げの展開は続き、14:00過ぎにはプラス圏に再浮上。

最終的に32円高の18,935円で取り引きを終えました。

明日の日経平均 予想

という訳で、今日の日経平均は大幅上昇からのマイナス陥落、さらに切り返しての小幅続伸と、行ったり来たりの展開でしたね。

これも、

  • 今晩には米GDPの第3四半期速報が発表される。
  • 明日は日銀の金融政策決定会合を控えている。

という状況から、全く読めませんw

米GDPについては市場予想が年率換算1.6%の伸び、個人消費は3.3%予想となっていますので、市場のコンセンサスを上回るか下回るかでNY市場は一変するはずなので、明日の寄り付きはこちらの影響が強く出そうですね。

これに対して、日銀の金融政策決定会合では追加緩和の有無が焦点となってきますが、ここまでに

  • 欧州はドラギ総裁が12月の金融緩和を予告(口先介入?w)。
  • 中国は利下げに踏み切っている。
  • FOMCは利上げ見送りも年内利上げの可能性は残す。

という状況ですので、日本も何らかの動きは見せてくる公算は強いと思います。

加えて追加緩和の後押しとなるポイントに、日銀の黒田総裁が目標とする「2%物価上昇(生鮮食品を除く指数=CPI)」が未達成(というか8月CPIは2年4カ月ぶりのマイナス)という点もありますね。

反面、直近の株高維持、アメリカの利上げ見送りによる海外市況の好転、国内からの円安デメリットの示唆などが追加緩和見送りの要因でしょうか。

という訳で上記を加味すると、明日の日銀の金融政策決定会合は口先介入で終わる可能性が高いかも知れませんねw

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